手軽な「切らない豊胸」「ランチタイム豊胸」として、一時期多くのクリニックで推奨されていたアクアフィリング(Aquafilling / Los Deline)豊胸。しかし数年が経過し、胸のしこりや痛み、あるいは本来ないはずの腹部や背中へのゲルの移動に不安を抱える患者様が急増しています。
アクアフィリング注入後の違和感はすべてが「失敗」とは限らず、無症状であれば経過観察でよいケースも存在しますが、ひとたび感染や移動などの症状が出た場合、自然治癒することはなく、適切な除去手術が必要となります。
本記事では、現在アクアフィリングが胸に入っている方に向けて、形成外科専門医が解説します。
1. アクアフィリングの歴史とトラブルの病態メカニズム
アクアフィリングは、98%の水分(生理食塩水)と2%のコポリアミド(ポリアクリルアミドゲルの誘導体)で構成される親水性ゲルです[3]。

メスを使わず、注射のみでバストアップできることから「ランチタイム豊胸」として人気を博しました。しかし現在では、日本美容外科学会をはじめとする多くの学会がその使用に警鐘を鳴らしています。なぜ、このような事態になったのでしょうか?
アクアフィリングの開発から「ランチタイム豊胸」として流行するまで
アクアフィリング(Aquafilling)は、2005年にチェコ共和国の医療機器メーカー(Biomedica spol s.r.o. / 現在はBIOTRH s.r.o.)によって開発されました[4]。
当初は顔のシワ取りや輪郭形成を目的とした少量のソフトティッシュフィラー(注入剤)として登場しましたが、その後、胸や臀部(お尻)を大きくするための手軽な豊胸素材として、適応外使用(本来の目的とは異なる使用)されるようになりました[5]。
主成分の98%が水分であると謳われ、メスを使わず注射だけでバストアップできることから、日本や韓国をはじめとするアジア圏を中心にランチタイム豊胸という魅力的なキャッチコピーで爆発的に広まりました[4]。
相次ぐ健康被害と、各国での「使用禁止・警告」の歴史
しかし、数年が経過するにつれて、胸のしこり、感染、アクアフィリング(以下ゲル)が全身へ移動する(マイグレーション)といった重篤な合併症が世界中で報告されるようになりました。これを受け、各国の医療機関や学会は次々と厳しい規制に乗り出しました。
- 欧米の対応(米国FDAでの未承認と欧州での実質的排除) そもそも医療安全基準の厳しいアメリカでは、米国食品医薬品局(FDA)がアクアフィリングを豊胸目的で使用することを一度も承認していません[5]。また、ヨーロッパにおいても合併症の報告が相次ぎ、例えばポーランドの医療当局は2020年にアクアフィリングの使用禁止(市場からの撤退)を決定しています[6]。
- 韓国での使用禁止声明(2016年) 日本よりも早くアクアフィリングが流行した美容医療大国の韓国では、深刻な合併症が社会問題化しました。これを受け、2016年に韓国乳房美容再建外科学会が「長期的な安全性が確認されるまで、豊胸目的でのアクアフィリングの使用に明確に反対する」という強い警告・禁止声明を発表しました[5]。
- 日本での自粛勧告・実質的禁止(2019年) 日本でも被害が急増したことを重く見た日本美容外科学会(JSAPS)や日本形成外科学会が連携し、2019年にアクアフィリングを含む非吸収性充填剤を豊胸目的で使用することの自粛を強く求めるという公式声明を発表しました。これにより、現在日本のまともな医療機関でアクアフィリングを新たに注入するクリニックは事実上なくなりました。
国内5学会が編纂した「美容医療治療指針」では、豊胸目的の素材として明確に推奨しないことが明記されています。
製品は販売中止になったのか?
ここで患者様にぜひ知っておいていただきたい重要な事実があります。各国で禁止や警告を受けたアクアフィリングですが、実はメーカー側は成分を変えずに「ロスデライン(Los Deline)」という新しい名前にパッケージを変更(リブランディング)し、販売を継続しています[6]。
そのため、アクアフィリングではなくロスデラインだから安全と信じて数年前に注入を受けてしまい、現在トラブルを抱えている患者様も少なくありません。名前が違うだけで中身は同一の非吸収性ゲルであるため、全く同じリスク・合併症を引き起こすことが医学論文でも指摘されています[6]。
クリニックによってはさらに違う名前で提供されていたり、長持ちするヒアルロン酸(みたいなもの)と説明されていたりするケースがあるので、要注意です。
解剖学的背景とゲルの「移動(Migration)」
ヒアルロン酸などの吸収性フィラーとは異なり、アクアフィリングは体内での分解が極めて遅い非吸収性(あるいは難吸収性)物質です。さらに、生体と反応しにくい物質のため、被膜と呼ばれるカプセルが作られにくく、外圧によって容易に移動します。そのため、重力や筋肉(大胸筋など)の動きによって徐々に移動するリスクがあります。
システマティックレビューの報告では、胸部に注入されたゲルが腹壁、背中、さらには上肢(腕)にまで遠隔移動したケースが確認されています[3]。

Jong Yun Choi et al.Abdominal displacement of breast filler after previous trans-umbilical breast augmentation (TUBA): a case reportGland Surg. 2023 Aug 11;12(8):1131–1136.
炎症反応と肉芽腫・しこりの形成
人体にとってゲルは異物です。免疫細胞がこの異物を排除しようと持続的な炎症反応を起こし、結果としてゲルの周囲を硬い被膜(カプセル)が覆い、しこり(結節)や被膜拘縮を形成します[3]。
発がん性や毒性の懸念についての見解
患者様からアクアフィリングには発がん性があるのではないかとご質問を受けます。
主成分であるポリアクリルアミド自体は不活性とされていますが、体内で分解される過程で生じるアクリルアミドモノマーには神経毒性や発がん性の懸念が指摘されています[1]。
現時点ではアクアフィリングが直接的に乳がんを引き起こすという明確なエビデンスは限定的であり、更なる調査が必要(require further investigation)とされていますが、組織への長引く炎症が好ましくない状態であることは間違いないと思います[1]。
2. 入れてしまったが、いつまで様子見でよいの?
アクアフィリングの合併症の最大の特徴は、数年経ってから突然症状が現れる(遅発性)という点です。
術後1ヶ月〜6ヶ月:初期の炎症と定着
注入直後の腫れや内出血は一般的な反応であり、数週間で落ち着くことが大半です。この時期にしこりを感じても、感染の兆候(強い赤み、熱感、激しい痛み)がなければ、一旦は様子見となるケースが多いです。
術後数年〜:自然経過と異常経過
論文では、アクアフィリング注入から平均して18ヶ月後、遅いケースでは6年〜10年以上経過してから重篤な感染や敗血症を引き起こした事例が報告されています[2][3]。
無症状で乳房の形も柔らかさも保たれている場合は比較的経過観察でよいケースと言えます。ただし、体内でゲルがどのように広がっているか肉眼では見えないため、1年に1回程度の超音波(エコー)またはMRIによる定期健診が推奨されます。
通常アクアフィリングを挿入する層は乳腺の下のため、乳腺炎にともなってアクアフィリングに感染を起こすことがあります。今後授乳される予定の方は予めゲルの除去を検討にいれても良いかもしれません。
一方、以下のような症状が一つでも出た場合は、自然経過の範囲を逸脱しているため、直ちに専門医の受診が必要です。
- 乳房の一部が急に赤く腫れて熱を持っている(感染のサイン)
- 触ると明らかな硬結(しこり)やデコボコがある
- 乳房の下の膨らみが腹部に向かって下がってきている(ゲルの移動)
- 持続的な痛みがある
3. 経過観察・治療法の限界と注意点
違和感を覚えた際、患者様ご自身でのケアや、一時しのぎの治療には大きなリスクが伴うことが医学的に示されています。
マッサージは厳禁
しこりを柔らかくしようと強いマッサージを行うのは絶対に避けてください。
ゲルが正常な乳腺組織や大胸筋内へ広範囲に拡散(移動)してしまう原因となります。
内服薬(抗菌薬)の効果の限界
感染を起こして赤みや痛みが出た場合、抗生物質の内服や点滴が行われます。しかし、ゲルという異物そのものが体内に存在し続ける限り、薬の成分が細菌の温床となっているゲル内部まで浸透せず、再発を繰り返すことが論文でも指摘されています[2]。
穿刺吸引(注射器での吸い出し)のリスク
切らずに注射器で吸い出せますと謳うクリニックもありますが、アクアフィリングに対する穿刺吸引(Aspiration)は不十分であり、治療としては無効(ineffective)となるケースが多いとされています[2]。ゲルが組織に浸潤しているため完全に吸い切ることは不可能であり、むしろ針を刺すことで新たな細菌感染を誘発する恐れがあります。
4. 修正(除去)治療が必要になるケースと手術の考え方
保存的治療が効かない、あるいは明らかな合併症が生じている場合は、外科的介入(除去手術)が必要となります[3]。
放置すべきでない所見と外科的除去
激しい痛み、皮膚の菲薄化(薄くなること)、膿瘍(膿がたまること)、他部位への移動が確認された場合、放置すると敗血症など生命に関わる事態に発展するリスクがあります[2]。 除去手術では、超音波やMRIでゲルの位置を正確に特定した上で、乳輪周囲や乳房下溝(アンダーバスト)を切開し、直視下(目で直接見ながら)でゲルと炎症を起こしている被膜(カプセル)を物理的に洗浄・掻爬(そうは)して取り除きます。
やりすぎによるリスク・急がない方が良い理由
一方で、「不安だから今すぐ全部取り出してほしい」と無症状の方が希望される場合、手術の適応は慎重に判断すべきです。アクアフィリングは周囲の正常な組織(乳腺や脂肪)に入り込んでいることがあり、無症状の状態で完全除去を目指して過度に切除を行うと、健康な乳腺まで大きく失い、重大な変形や胸の陥凹(へこみ)を引き起こす「やりすぎによるリスク」があります。 現時点では、「明確な症状がない場合は、定期的な画像診断(MRI等)による経過観察に留める」という選択も、医学的に妥当な判断の一つと考えられています。
除去後もバストサイズを小さくしたくない方へ(再建・再豊胸の選択肢)
アクアフィリングを除去すれば異物の不安からは解放されますが、「元の小さな胸に戻ってしまう」「除去により胸が変形したり凹んだりしないか」という新たな不安を抱える方は非常に多くいらっしゃいます。 専門医としてお伝えしたいのは、除去後の再建(バストサイズの回復)は十分に可能であるということです。ただし、将来的なトラブルを防ぎ安全に行うためには、タイミングと術式の正しい選択が不可欠です。
原則は「二期的な再建(除去と豊胸の時期をずらす)」
一部のクリニックでは、患者様の「胸が小さくなるのが嫌だ」という心理に応えるため、アクアフィリングの除去と同日にシリコンバッグや脂肪を入れる「一期再建(同時手術)」を勧めるケースがあります。しかし、これは医学的に非常にリスクが高い行為です。
2024年に発表された、アクアフィリング(PAAG)除去後の再建に関する436例の大規模なレトロスペクティブ研究[7]では、除去と同時に再建を行ったグループ(Immediate Breast Reconstruction)は、期間を空けて再建を行ったグループ(Delayed Breast Reconstruction)に比べて、術後の合併症リスクが有意に高い(50.0% vs 31.3%)ことが証明されています。
アクアフィリングによって炎症を起こしていた組織は、非常にデリケートな状態です。まずは体内からゲルや不良肉芽組織を完全に洗浄・除去し、最低でも3〜6ヶ月の治癒期間(クーリングダウン)を置き、組織が健康な状態に回復してから再豊胸を行う「二期再建(Delayed Reconstruction)」が、世界的に見ても最も安全で確実なアプローチとされています。
選択肢①:シリコンバッグ豊胸(確実なボリュームアップ)
確実にかつてのバストサイズを取り戻したい場合の第一選択となります。
- メリット: アクアフィリングによって元々胸の皮膚や組織が引き伸ばされている(余裕ができている)ため、大きめのシリコンバッグでも不自然に突っ張ることなく、綺麗に収まりやすいという利点があります。さらに人工物のため脂肪豊胸に見られる細胞の壊死や炎症によるトラブルが出にくい特徴があります。そしてシリコンバッグを入れるために大きな切開創(3−4cm)が必要なため、挿入と除去洗浄を同じ傷から行うことができます。
- 注意点: 除去手術でゲルの取り残しがあったり、細菌がわずかでも残っている状態でバッグを入れると、細菌の温床(バイオフィルム)となり、高確率で重度な被膜拘縮(バッグがガチガチに硬くなる現象)を引き起こします。だからこそ、事前の直視下での徹底的な洗浄と除去を確実に行える専門医の技術が問われます。
選択肢②:脂肪注入豊胸(自己組織による自然な再建)
患者様ご自身の太ももやお腹から採取した脂肪を、精製して胸に注入する方法です。
- メリット: もう二度と胸に人工物(異物)を入れたくないという精神的な安心感と自然さが最大の利点です。定着した脂肪は自身の組織となるため、レントゲンや将来の検診にも影響を与えません。
- 注意点: アクアフィリングの長期的な炎症によって胸の血流がダメージを受けている場合、注入した脂肪の生着率(定着して生き残る割合)が通常のバストよりも下がる可能性があります。また、注入した脂肪が一部しこり(脂肪壊死)になった場合、アクアフィリングの再発なのか、ただの脂肪のしこりなのかの鑑別がエコー検査で難しくなるリスクがあるため、乳腺の超音波診断に精通した医師の下で行う必要があります。さらに、人工物と生きた細胞の相性が悪いため、除去が不十分だと細胞壊死、しこり、感染のリスクが上がります。
【専門医からのアドバイス】 「バストを失いたくない」というお気持ちは痛いほど分かりますが、焦って同日手術を選ぶことはお勧めしません。急がば回れ、です。まずは「異物を綺麗に取り除くこと(マイナスをゼロにすること)」に専念し、安全な土台を取り戻してから「ゼロをプラスにする(再建)」計画を、信頼できる主治医と一緒に立てていきましょう。
5. よくある質問(FAQ)
Q1: アクアフィリングが入っていますが無症状です。今すぐ除去すべきですか? A1: 現在、痛みやしこり、形の変形などが全くない場合は、慌てて除去する必要はありません。ただし、将来的な合併症のリスクを考慮し、1年に1回はエコーやMRIでの定期検診を受けることをお勧めします。
Q2: 授乳への影響はありますか? A2: アクアフィリングの成分が直接母乳に移行して乳児に悪影響を与えるという明確なエビデンスは現時点では不足していますが、乳腺炎のリスクが高まることが報告されています。授乳を希望される方は、事前に専門医にご相談ください。
Q3: 乳がん検診(マンモグラフィ)は受けられますか? A3: アクアフィリングが入っている状態でのマンモグラフィは、被膜の破裂やゲルの移動を引き起こすリスクがあるため推奨されません。また、しこりが乳がんの画像所見と似ており、診断を困難にすることがあります。検診はMRIやエコー検査を選択してください。
Q4: しこりがありますが、ヒアルロン酸のように注射で溶かせますか? A4: いいえ、溶かせません。ヒアルロン酸にはヒアルロニダーゼという溶解注射がありますが、アクアフィリングを溶かす薬は存在しません。しこりを取り除くには外科的な除去手術が必要です。
まとめ
アクアフィリング豊胸によるしこりや違和感は、決して患者様の自己責任ではありません。無症状であれば過度に恐れず経過観察が可能ですが、しこりや痛み、移動を感じた場合は、決してマッサージや放置をせず、早急に豊胸専門の医師の診察を受けてください。
この記事を書いた人
吉田 有希(Yuuki Yoshida) 形成外科専門医 / 美容外科(JSAPS)専門医
THE CLINIC 東京院 / BUST CLINIC / 埼玉医科大学 形成外科・美容外科
【経歴・人物】 日本専門医機構認定形成外科専門医。 現在はTHE CLINIC Tokyoにて、脂肪吸引・脂肪注入を中心としたボディデザイン診療を行う。
医師として臨床現場に立つ傍ら、「医学的に正確で、患者様が理解しやすい医療コンテンツ」の不足に課題を感じ、曖昧なネット情報に惑わされる患者様を減らすため、医学論文(一次情報)に基づいたエビデンスベースの発信を徹底している。
【保有資格・所属学会】
- 日本専門医機構認定 形成外科専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS)専門医
- VASER認定医
【専門分野】
- 形成外科全般
- 脂肪吸引・脂肪注入(豊胸・エイジングケア)
- 医療ダイエット・肥満症治療管理
- 医療論文解説
▶︎無料カウンセリングはこちらから
吉田診察希望の方は、その他欄に「吉田希望」とお書きください。
参考文献
[1] Furkan Cestepe, Busra Guclu, Larasu Yildiran, Kamuran Zeynep Sevim :Management of AQUAfilling® Filler Application Complications. Sisli Etfal Hastan Tip Bul. :59(2):251-254 2025.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40756306/
[2] Yuki Koga, et al. タイトル:Sepsis 6 Years After Breast Augmentation With Aquafilling: A Case Report and Literature Review. Plast Reconstr Surg Glob Open. :13(5):e6798.2025 :https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/40342987/
[3] Patryk Bielicki, et al. :Complications after breast augmentation with dermal fillers containing copolyamide: A systematic review. J Plast Reconstr Aesthet Surg. 2024 JPRAS Open. 2024 Jan 23:40:19-31.https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38389650/
[4] Shunichi Nomoto, Rei Ogawa:Removal of Aquafilling Using Body-jet: A Waterjet-assisted Lipsuction Device. Plastic and Reconstructive Surgery – Global Open. :9(7):e3692.2021https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/34235031/
[5] Lee SY, et al. :Letter: Position Statement of Korean Academic Society of Aesthetic and Reconstructive Breast Surgery: Concerning the Use of Aquafilling® for Breast Augmentation. Archives of Aesthetic Plastic Surgery. 22(1):45-46.2016 :https://e-aaps.org/journal/view.php?number=78
[6] :Piotr Gierej, Marcin Radziszewski, Piotr Miłoński, Bartłomiej Noszczyk :Distal Hand Migration of Polyacrylamide Gel after Breast Augmentation: A Case Report and Review of the Literature.Indian Journal of Plastic Surgery.56(1):76-79.2022:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/37153342/
[7]YeHua Liang, Qinqian Sun, Xi Chu, Jiaqi Sun, Yijia Yu :Evaluation of safety, efficacy, and risk factors of different breast reconstruction strategies following polyacrylamide hydrogel removal: A 20-year retrospective cohort study of 436 cases. Asian Journal of Surgery.Asian J Surg. 2024 Sep 30:S1015-9584(24)02178-X.2024 https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39353784/


コメント